10月末より週2回ほど通っています。電車で片道1時間半〜2時間くらいかかります。駅に降りるといつも風が吹いており、空気が違う感じがします。小旅行にでも来ているような新鮮な気持ちです。
10月末から私がしてきた研修は、まだまだほんの少しで、研修の内容を全て理解しきれてはないですが、とにかく実際に体験はしています。この体験が将来役に立つように頑張っていきたいと思います。 最初に研修をした日は、10月末でしたが、ハウス内はまだまだ暑くて半袖で作業ができそうな感じでした。ですが、色々な理由で半袖にはなりませんでした。1番の理由は、ヨトウムシが大量にいた事です。作業中に腕や背中などにヨトウムシがくっついて、それはもう・・・言葉では伝えられません!!今までも何度か見たことはありますが、あんな大量に、1日に見ることはなく、正直、作業が手につきませんでした。自分が将来独立して農業をやる時に、この現実に耐えられるかとても不安です。 その日は、ナスの剪定とピーマン、いんげん豆の収穫をしました。農業に関して素人な私には、ナスの剪定はとても難しく、今、説明してみろと言われてもうまく説明できません。来年こそしっかり理解したいと思います・・・。 そんな初日を経て、落花生やサツマイモ、ハーブでは、ミント、ナスタチウムの収穫、玉ねぎ、ニンニク、ラッキョウの植え付け、ベビーリーフ、レタス、葉物の種まきなどを研修してきました。思い返してみても、どれも楽しい作業でした。ヨトウムシに下げられたモチベーションも、日々、右肩上がりになっています。 #
by farmer-s
| 2008-12-16 18:15
みなさんご無沙汰してしまってすみません。
昨年10月から、農園で研修をしていたぶんぶんです。 tamaさんから報告していただいたとおり、私は11月に結婚をして、畑の研修を終りにすることになりました。 途中、不在の時期もありましたが、 年間を通じて、畑を見、経験できたことで、 本当にたくさんのことを学ぶことができたなと思っています。 水やりに3か月、 自分で播いた種の発芽がそれなりに出そろうまで、半年かかったと思います。 一年なんて、本当にあっという間で、 一年の経験は、農のスタート地点にようやく来たのかなという感じです。 以前、携わっていたアフリカでも、日本でも思ったことは、 農業は常に自然と自分との戦いであり、 そして自分がいかに小さな存在なのかを再確認させられます。 どんなに手をかけても、害虫や雨不足などで収穫にいたらなかったり、 逆に、あまり面倒をみていなかった作物が大収穫になったり。 夏場汗だくになって一日中除草をしても、 たったの数mしか進まなかったり。 そんな夕方ふと見上げた夕日が美しかったり。 一喜一憂の毎日が、私は好きでした。 農園、農園関係者、そして農園をつうじてお知り合いになれた方、 古代米ツアー等で農園に来て下さったみなさま、 また、直接お会いできなくても野菜を食べて下さったみなさま、 本当にありがとうございました。 いつも笑顔で、大変な作業も楽しくしてくれた農場長とこさん、 時には母のように?気を使ってくれ、研修のサポートをしてくれたtamaさん、 最後になりましたが、本当にありがとうございました。 農園の沢山の可能性と発展を期待しています! 私は今後旦那さんの仕事の関係で海外在住が多くなりますが、 日本に帰国の際はまたみなさまと、また、畑でおあいできることを楽しみにしています。 このブログは、これからの研修生のみなさんで続けてくださるということで、 ここでバトンタッチさせていただきます。 よろしくおねがいします。 ![]() スポンジに農園のムラサキイモ、 クリームに農園のニンジンを使い、 サツマイモをはさんであります。 参列して頂いた方々から、 ほんとうに美味しいケーキだったと沢山感想をいただきました。 ちょっと珍しいですが、野菜が主体のケーキは、 甘すぎず、野菜の甘さが引き立てられています。 パティシエさん、とこさんありがとうございました。 #
by farmer-s
| 2008-11-27 10:28
暑い夏が過ぎ、ようやく秋の気配が感じられるようになりました。
夏のあいだ、畑のブログを更新できなくてごめんなさい。 なぜなら、毎日、夏の暑さにヤラれてしまっていたからです。 今年の夏は、お盆まで雨が全く降らずに、 本当に暑い夏でしたね。 ハウスの中は、日中50度まで上がるサウナ状態の日が続きましたが、 暑さに強い野菜、ナスやピーマン、トマトなどは毎日しっかりと成長してくれました。 それに反し、すごい暑さに弱いウリ科のキュウリやズッキーニは、 暑さのせいでへたってしまい、 花をつけてくれないようになりました。 暑さが和らぎ、最近ぽつぽつ花をつけ始めたズッキーニです。 当然、人間もへたってしまいました。 夏場の農場の作業は、朝早くから、昼まで。 少し長めの昼休みをとって、体力を回復させてから、 昼過ぎから日の暮れるまで、という感じでした。 私は、施設栽培の農作業は初めてで、 はっきりいって、すごく大変でした。 でも、そのお陰で、今まで普通にスーパーなどで手にしていた夏野菜が、 農家さんのすごい苦労の結果なんだということがよくわかりました。 食べ物をもっと大切にしなくてはいけないな、と思った夏でした。 こういう作業をしていると、 体が欲している野菜が旬のものなんだということが、 よくわかります。 たとえば、暑いさ中、食欲が無くなるけど、食べなくては作業ができない。 そんなとき、なすのお味噌汁がおいしいんです。 味噌の塩分が排出した汗を補い、 体を冷やすといわれるナスが体に沁みていく感じです。 トマトやキュウリのような水分の多い野菜も、 体に沁み込んでいく感じがします。 そんなわけで、少し涼しくなってきたので、 また少しずつ農園の毎日を書いていきたいと思います。 秋はたくさんの収穫が待っています。 おいしい野菜を皆さんにお届けできるように、 農園も頑張りますので、よろしくお願いします。 #
by farmer-s
| 2008-09-01 14:43
![]() ししとうは“ししとうがらし”のこと。 先端が獅子の顔ににていることから、獅子唐辛子といわれるようになったそうです。 ししとうはナス科トウガラシ属に分類され、 そのトウガラシ属は辛味種と甘味種にわかれます。 辛味種の代表はタカノツメ、甘味種はピーマン、シシトウ、伏見あま長などです。 この辛味を決めるのが、ダイエットにも効果があるとされるカプサイシンの量だといわれています。 ところで、ししとう、といえば、どの様な味が思い浮かぶでしょうか。 辛い、苦い、大人の味という感じですよね。 先日、ヤオコーさんの試食販売会で、ししとうを軽くオイルで炒めたものを試食としてご提供したところ、 「ししとうって甘いのねー」 というご感想を多く持っていただいたそうです。 確かに、農園のししとうはミズミズしく、一般的なししとうの辛味を感じません。 いままではししとうの辛さが固定概念にあったので、買ってもどう料理しようか、、、。 と、考えてしまいましたが、 農園のししとうは、焼きや炒めに、 また、私は種を取って輪切りにして軽く炒めたものをペペロンチーノと和えたり、 生を薄い輪切りにしてそうめんの薬味にも利用しています。 免疫機能を高め、疲労回復に役立つビタミンCを多く含むので夏バテに効くそうです。 ししとうパワーで暑い夏を乗り切りましょう! #
by farmer-s
| 2008-07-23 14:45
今日は日曜日。
千葉市方面から4名のお客様が農場にきてくれました。 農場に興味をお持ちで、作業のお手伝いをしていただけるということで、 これはありがたいとばかりに、 先延ばしになってしまっていた、サツマイモ畑の除草作業のお手伝いをお願いすることにしました。 農薬を使わない栽培をしている農場では、 当然除草剤も使わないので、草取りは手作業です。 暑い中、草取りをしていると、 近所の農家さんが「そんなの除草剤まけば一発だよ」 と声をかけてくれますが、 そうはいきません。 5月末に植え付けをしたサツマイモ苗。 順調な生育とともに、雑草も非常に順調に伸びています。 今日はこの雑草をみんなで刈りましょう! ![]() 「カマ使うの初めて・・・」 手を切らないように気をつけてください。 とりあえず、一人、一列です。 ちなみに、一列約50m。 皆さん「うそー。」 はじめは話ながら作業をしていましたが、 次第にもくもくと集中する皆さん。 たまに出てくる、カエルやテントウムシに、 少年のような反応をしていました。 太陽は顔を出さなかったものの、 蒸し暑く、農作業にはつらい日ですね。 お昼にあがろうと思っていたら、 皆さん「こつがつかめたから、もう少し」 などと言って、忍耐力のある草取りを昼過ぎまで続けてくださいました。 農場長のとこさんとよく話すのは、 「除草作業をしていると、自分の小ささがよくわかる」と。 大の大人が丸一日かけて草取りしても、 50mの畝1.5本くらいなものです。 だから尚更、お手伝いをしてくださった皆さんには本当に感謝です。 当日はヤオコーさんの試食会のため不在にしていたとこさんですが、 戻ってサツマイモ畑を見て、作業の仕上がりの良さに驚き、 また、暑い中での皆さんの作業の労に大変感謝を申しています。 どうもありがとうございました。 あとから、皆さんも良いリフレッシュになったとか聞きましたが!? 普段使わない筋肉が痛くなりませんでしたか? いつもオフィスワークが中心だという方は、週末に何も考えずに炎天下の農作業なんて、 気分転換にイイかも?? 皆さんのおかげで、私もとても楽しい時間を過ごさせていただきました。 また、お越しくださいねー! #
by farmer-s
| 2008-07-13 14:47
|
ファン申請 |
||