最近ようやく植え付けがひと段落つきました。
しかし、一息つく暇もなく、初夏の収穫作業が待っています。 まず、ジャガイモです。 ジャガイモは年間春と秋、2回の収穫があります。 春ものは、関東だと3月に種イモを植え、 6月ころから収穫ができるようになります。 農園では作業のほとんどを手作業で行います。 ジャガイモ掘りもしかり。 ジャガイモの植物体を抜いて、 そのあと、根に付いてこなかったイモが土中に残っているので、 土を掘り起こして、ひとつずつ拾い上げます。 はじめは調子よくイモを掘っていても、 半日も同じ作業を続けていると、肩や腰が結構つらいのです。 それでも、収穫したばかりのジャガイモを茹でると、 甘味が多く、塩もつけずにパクパク食べられます。 今春は7品種を栽培しました。 男爵、メークイン、とうや、とよしろ、北あかり、アンデスレッド、インカのめざめ。 一押しはやはりインカでしょうか。 他の品種と比べて、栽培が難しいといわれます。 確かに、早い段階で葉が落ちしまい、 光合成ができなくなるため、 収穫量も少ないです。 小粒のイモがころころ出てくるかんじです。 「栗のようなホクホク感」 と言われているようですね。 ジャガイモが栗の味になるもんか、と疑ってかかっていましたが、 実際食べてみると、果肉の色は黄色く、 本当に栗のような甘みと、濃い味がしました。 ホクホク系がお好きな方にはお勧めです。 沢山の品種を収穫できているので、 この機会に、ジャガイモの食べ比べなんていかがでしょうか? 品種ごとの味の違いや特性がわかりますよー。
by farmer-s
| 2008-06-26 09:18
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