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初夏の収穫

最近ようやく植え付けがひと段落つきました。
しかし、一息つく暇もなく、初夏の収穫作業が待っています。

初夏の収穫_c0144010_9202167.jpgまず、ジャガイモです。
ジャガイモは年間春と秋、2回の収穫があります。
春ものは、関東だと3月に種イモを植え、
6月ころから収穫ができるようになります。

農園では作業のほとんどを手作業で行います。
ジャガイモ掘りもしかり。

初夏の収穫_c0144010_9221117.jpgジャガイモの植物体を抜いて、
そのあと、根に付いてこなかったイモが土中に残っているので、
土を掘り起こして、ひとつずつ拾い上げます。
はじめは調子よくイモを掘っていても、
半日も同じ作業を続けていると、肩や腰が結構つらいのです。
それでも、収穫したばかりのジャガイモを茹でると、
甘味が多く、塩もつけずにパクパク食べられます。

今春は7品種を栽培しました。
男爵、メークイン、とうや、とよしろ、北あかり、アンデスレッド、インカのめざめ。
一押しはやはりインカでしょうか。
他の品種と比べて、栽培が難しいといわれます。
確かに、早い段階で葉が落ちしまい、
光合成ができなくなるため、
収穫量も少ないです。
小粒のイモがころころ出てくるかんじです。
「栗のようなホクホク感」
と言われているようですね。
ジャガイモが栗の味になるもんか、と疑ってかかっていましたが、
実際食べてみると、果肉の色は黄色く、
本当に栗のような甘みと、濃い味がしました。
ホクホク系がお好きな方にはお勧めです。

沢山の品種を収穫できているので、
この機会に、ジャガイモの食べ比べなんていかがでしょうか?
品種ごとの味の違いや特性がわかりますよー。
by farmer-s | 2008-06-26 09:18
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