ブロッコリーは、アブラナ科の緑黄色野菜で、キャベツの変種とされています。
イタリア語で、「茎」や「芽」を意味するとおり、原産地は地中海沿岸で、イタリアでは古くから食べられていたようです。 日本には昭和のはじめに導入されましたが、あまり広まらず、一般的になったのは昭和40年代ころからだとか。 ブロッコリーの種は夏に撒き、秋に苗を植えます。 そして成長した植物体の頂上の部分が花のようになります。 これは花蕾(からい)と呼ばれ、一般的にお店でブロッコリーとして売られているものです。 また、最近スティックセニョールという、茎部を食べるブロッコリーの品種も出回っています。花蕾を食べるブロッコリーに比べ、茎のシャキシャキ感が人気の理由だそうです。 ブロッコリーはビタミンAのもとになるカロテンや鉄、カルシウムなどの栄養価が高い野菜です。とくに花蕾のビタミンCは、レモンの約2倍。 そして、茎は、花蕾よりビタミンA、Cが豊富です。 農園のブロッコリーは、調理をすると、有機肥料の効き目のせいでしょうか、甘みがでて茎まで柔らかく食べられます。 ブロッコリーは常温でおいておくと、直ぐに花が開いてしまうので、直ぐに召し上がらない場合は、塩をひとつまみ入れた鍋で、歯ごたえが残る程度に固茹でし、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。 栄養価の高い冬野菜、ブロッコリー。 寒い日は、茹でや蒸しだけでなく、ポトフやグラタンの具としてもお召し上がりください。
by farmer-s
| 2008-01-21 18:08
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