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害獣捕獲作戦!

6月27日金曜の早朝。
いつものようにニワトリ小屋をあけました。
現在、農園は80羽ほどのニワトリを飼っているのですが、
小屋の入口に6羽倒れて死んでいました。

一瞬、息を飲んでしまいました。
病気?もしかしてトリインフルエンザか!?
と思ってしまったんですが、
争ったようで、周りに羽がたくさん落ちていました。
ニワトリの羽もむしられています。
小屋をよく見ると、入口のドアの下に穴ができていました。
野犬か何かが穴を掘ってトンネルを作って中に入り、
ニワトリを襲って逃げたようです。

ほかのニワトリたちもかなり警戒しています。
深夜の密室での犯行?だったので、そうとう恐怖だったのでしょうね。
けがをしているニワトリも数羽います。
亡くなったニワトリは埋め、
トリ小屋の周りをネットで囲いました。

そして、市の環境課へ連絡し、
わなが付いている檻を仕掛けてもらいました。
私は肉の塊を買ってきて、檻の中に入れました。
最近、飼い犬を飼い主が放棄して、
野犬化しているとの話も聞きました。
野犬の仕業でしょうか。

翌朝、ニワトリには何も被害がなかったのですが、
檻の中に置いた肉の塊だけが忽然となくなっています。
姿を見せない何かに盗られて、くやしい。

c0144010_225423.jpg夕方、今度はミンチを置きました。
そして、日が暮れる頃に作業を終え、ハウスを閉めようとしていた時です。
ガタン!
と、大きな音が響きました。
罠に何かが引っ掛かったようです。
とこさんと私は暗い中トリ小屋の方へ。
真っ暗なのでよくわからないのですが、檻の中に四つ足の何かがいます。
携帯のライトで照らしてみると、、、。
犬でも猫でもないみたい。
たぬき?きつね?ハクビシン?ライオン???
重い檻をふたりがかりで運んで、
明るい所にもってくると、、、。
小~中型犬の大きさのこの動物、
鼻がすっと上をむいています。
たぶん、タヌキです。

突然のことで、タヌキも驚いて、震えていました。
雨が降りそうなので、とりあえず重い檻をまたとこさんとよいしょよいしょと運んで、
ハウスの中に入れました。

タヌキは夜行性だそうで、昼間はぐったりしていますが、
夜になると活動を開始します。
檻の外に出たがって、檻をガタガタ揺らしたり、
檻の隙間から手を伸ばしたりしていました。

c0144010_223334.jpg月曜日の朝。
市役所の方に連絡をしたところ、
「犬や猫は引き取りますが、タヌキは引き取りません」
そうですよね。
3日目の付き合いになり、
水をあげたり、ひき肉をあげたりしていると、
何となく愛着がでてきた私たち。
天気の良くなってきた昼、
田んぼの方の山に連れて行き、放しました。
檻の戸を開くと、元気に走って竹やぶの中に逃げていきました。
監禁しちゃってごめんね、と思ってしまいますが、
ニワトリを6羽も殺したどう猛なタヌキです。
複雑な心境。

c0144010_2262581.jpg後で、とこさんのお父さんは、タヌキの話に驚いていました。
何十年もこの地に住んでいるけど、
畑のある住宅地の方までタヌキがおりてくるとは、
聞いたことがないそうです。
環境の変化で、山のタヌキの食べ物がなくなって、
住宅地まで降りてきたんでしょうね。

その後、農園のニワトリは卵の産みが悪くなってしまいました。
ニワトリはデリケートだといいますが、本当ですね。
農園、タヌキ騒ぎの報告でした。
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by farmer-s | 2008-06-30 22:07

初夏の収穫

最近ようやく植え付けがひと段落つきました。
しかし、一息つく暇もなく、初夏の収穫作業が待っています。

c0144010_9202167.jpgまず、ジャガイモです。
ジャガイモは年間春と秋、2回の収穫があります。
春ものは、関東だと3月に種イモを植え、
6月ころから収穫ができるようになります。

農園では作業のほとんどを手作業で行います。
ジャガイモ掘りもしかり。

c0144010_9221117.jpgジャガイモの植物体を抜いて、
そのあと、根に付いてこなかったイモが土中に残っているので、
土を掘り起こして、ひとつずつ拾い上げます。
はじめは調子よくイモを掘っていても、
半日も同じ作業を続けていると、肩や腰が結構つらいのです。
それでも、収穫したばかりのジャガイモを茹でると、
甘味が多く、塩もつけずにパクパク食べられます。

今春は7品種を栽培しました。
男爵、メークイン、とうや、とよしろ、北あかり、アンデスレッド、インカのめざめ。
一押しはやはりインカでしょうか。
他の品種と比べて、栽培が難しいといわれます。
確かに、早い段階で葉が落ちしまい、
光合成ができなくなるため、
収穫量も少ないです。
小粒のイモがころころ出てくるかんじです。
「栗のようなホクホク感」
と言われているようですね。
ジャガイモが栗の味になるもんか、と疑ってかかっていましたが、
実際食べてみると、果肉の色は黄色く、
本当に栗のような甘みと、濃い味がしました。
ホクホク系がお好きな方にはお勧めです。

沢山の品種を収穫できているので、
この機会に、ジャガイモの食べ比べなんていかがでしょうか?
品種ごとの味の違いや特性がわかりますよー。
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by farmer-s | 2008-06-26 09:18

キュウリの収穫がはじまっています

農園夏野菜のトップバッターはキュウリです。
数週間前からすでにお店には並んでおり、お知らせがおそくなりました。

c0144010_1345092.jpgキュウリは今では年中食卓に上がる野菜のひとつですが、
古い文献では「下品な瓜」、「少毒あり」などと評判がよくなかったそうです。
日本に伝来してきた当初は苦味が強かったためだと言われています。
それが、現在の日本は、国民一人当たりのキュウリ消費量が世界一となるほど、
日本人はキュウリ好きに生まれ変わったのです。

品種改良などで苦味を少なくするなどの努力があったとはいえ、
この変化は食文化史上興味深い事例とも考えられているとか。
原産地はヒマラヤ山麓で、3000年も前から栽培されていたといわれています。

さて、キュウリの苗をハウスに定植したのは5月のゴールデンウイーク明けの頃でした。
根付いたとたん、すごい勢いでつると葉を伸ばし、
今では毎日、沢山のキュウリの実を生らしてくれます。

新鮮なキュウリはとげが尖っていて、
つるや葉も表面に毛が生えています。
また、つるもどんどん伸びているので、
つるを折らないように気をつけると同時に腕や顔に毛がささり、手にもとげがささり、
収穫作業は結構大変です。
この時期は植物体も若く、成長が非常にはやいので、
標準サイズを取り忘れると、
翌日はすりこぎサイズになってしまったなんてしばしば。

c0144010_1340815.jpg農園のキュウリはとこさん自慢の果菜です。
サイズが市販のものより大きいのは、
「キュウリはこのサイズが一番おいしい」からだそうです。
確かに、スーパーなどで売っているサイズは、
水分の蒸発が早く、
キュウリ特有のみずみずしさや歯ごたえが余り感じられません。
農園のキュウリは、半分に折ってみると、
水しぶきが飛ぶほどみずみずしく、キュウリの苦みも残っていません。
塩や味付けをしなくても、
ばりばり食べられます。
実は私、キュウリの後味が苦手で、
あまり好きではなかったのですが、
とこさんのキュウリはあの苦味がなく、
毎日おいしく食べています。

出始めの夏の味をどうぞ。
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by farmer-s | 2008-06-25 13:36

古代米植えイベント報告

店やHPで告知させて頂いていた古代米ツアーです。
2,3日前からとこさんと私は当日の空模様の心配ばかり。
前日の夕方の予報で、「降水確率は80%」だったので、
参加希望をしていただいた方には、“中止”とお伝えしました。
そんななか、「せっかくの機会だから、ハウスだけでも見学できるかしら」
というお問い合わせをいただき、
ハウス見学だけで良ければ、ということで、
3組の皆様のご参加をお待ちしていました。

なんと。
当日、皆さんの集合とともに、雨雲が引いて、
雨が止みました。
きっと日頃の行いが良い方がいたんでしょうね。
そこでまた急きょ予定を変更。
せっかくなので、午前中だけ、田植えをしていただくことにしました。

c0144010_2152466.jpgそして、田んぼに移動です。
皆さんには裸足になっていただきます。
まずは、農場長とこさんから、おコメの上手な植え方について説明があり、
それから3組の皆さんにはそれぞれ違う品種のおコメを植えていただくことになりました。
田んぼ独特の、あの足の感触に、
皆さんはじめは驚いたり、
戸惑ったりしたようですが、
しばらくするとコツをつかんで、
とてもきれいに古代米を植えてくださいました。
c0144010_21572181.jpgお店のお客さまは5歳のお子さんと一緒に参加して下さり、
お子さんは初めての田んぼに興奮気味で、
カエルやアメンボを捕まえてはしゃいでいました。
もちろん、最後にはちゃんと田植えのお手伝いをしてくれました。
ありがとうございました。
船橋方面から参加して下さったご夫婦も、
仲良く田植えをしていただき、
いつもパソコン仕事のだんなさんは、
かなり、腰にキていたようですが、
「いい気分転換になった」と言ってくれました。

お昼にはハウスに戻りました。
皆さんにはハウスの見学と、
野菜の収穫体験もしていただきました。
そして、みんなで収穫した野菜でBBQ!
予報通り、このころから大きな雨が降ってきましたが、
ハウスの中は何の問題もありません。
c0144010_21575282.jpgみんなで一緒に準備をし、
サラダを作って、
新鮮な野菜を焼いて、
楽しくおしゃべりをしながらいただきました。
ようやく落ち着いてみなさんとお話ができ、
とても素敵な方たちとお会いできて、
私はとっても楽しませていただきました!!

準備不足だった農場側でしたが、皆さんのサポートにとても助けられました。
参加していただいた皆様、遠いところからはるばるお越しいただき、
本当にありがとうございました。

今後、農場では積極的に皆さまとの交流の場をつくって、
私たちの育てる野菜をもっと知っていただきたいと思っています。
今回、参加出来なかった皆さま、ぜひ、またの機会にご参加ください!
お待ちしています。
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by farmer-s | 2008-06-22 21:48

ラッカセイのたねまき

c0144010_6453087.jpgやってきました。
ラッカセイの種まきです。
この日を待っていました。
なぜなら、ラッカセイと言えば千葉、千葉と言えばラッカセイ。
地元千葉を愛する店のtamaさんと私はラッカセイ栽培にかけているのです。

ラッカセイはpeanutsとも呼ばれ、アメリカ大陸、アジア、アフリカ、世界中の広い地域で食べられている豆のひとつです。
日本へはシルクロードを渡って、中国から伝わったとされています。
日本での国内生産シェアのなんと7割が千葉県です。
昔の千葉人はラッカセイが好きだったようです、
というのは冗談で、
千葉の土壌や気候がラッカセイ栽培に適していたとのこと。

現在、千葉のラッカセイといえば八街ですが、
明治時代に千葉にラッカセイを普及した金谷總蔵という人は、
畑の近所、匝瑳市で栽培をはじめたそうです。
当時は、「地上に咲いた花が地下で実をつけるなんて縁起がわるい」
と、なかなか受け入れられなかったとか。

今年も主力で栽培するのは「千葉半立」、
甘味が強く、香りがよいのが特徴です。

加えて、今年は「まめらっか」の種とり栽培もはじめました。
「まめらっか」、耳にしたことのない名前ですが、
千葉に昔から栽培されている小粒の品種で、伝統作物です。
特に市販されていないので、農家が自家用に栽培しているていど。
これが、小粒ですが、甘味が詰まっておいしいのです。
市販されていないので、種豆を手に入れるために、
地域の人に聞いたり、親に聞いてみたり。
ようやく、少し分けてくださる、というとこさんの親戚がいらっしゃいました。
「遺伝資源を探す旅」というドキュメンタリー作品がつくれそうな、とこさんのまめらっかを探す旅でした。
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by farmer-s | 2008-06-08 06:30

田んぼ

関東地方は梅雨入りしたそうですね。
晴れたり、雨が降ったり、気温も高くなったり、下ったりと、
不安定な天気が続いています。

c0144010_645561.jpg田んぼの様子を見に行ってきました。
農園の田んぼは畑からは少し離れたところにあります。
畑は平地ですが、田んぼのある地区は農園HPの表にある、
森に囲まれた谷津田(谷地にある水田)です。

田の縁にはクレソンやセリが自生していて、少し高地で、風が抜けて涼しく、畑より温度が低いようです。
朝昼の寒暖の差がある、米作りには最適な場所です。

田植えは5月上旬に行いました。
畑が忙しかったので私は田植えに参加できませんでしたが、
とこさんの計算した有機肥料が入った田んぼへの
田植えはとこさんのお父さんにお願いしました。

田植え後、約一か月経ちました。
化学肥料を使用している田んぼと比べると稲の葉の色が少し薄いのは、
有機肥料を使用しているため、肥料がゆっくりと効くからです。
順調に生育しています。
*農園のコメ作りの作業はHPに詳しく記載されています。
http://www.farmer-s.biz/sub4-4.html

22日に予定している古代米の田植えイベントもここで実施です。
古代米を植える場所も確保しています。
田んぼが皆さんを呼んでいます。
雨が降らないといいですね。
古代米の田植えツアー、皆様の参加をおまちしています!
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by farmer-s | 2008-06-07 06:25

スカしたごぼう

春は雑草の季節でもあります。

さつまいも植えなどがひと段落ついたので、
今日は5月のはじめに種をまいたごぼうの草抜きと間引きをすることになりました。

c0144010_22332996.jpg農園では、草抜きもすべて手作業で行うため、
草をなるべく生やさないために、ビニールマルチを利用しています。
マルチの穴の中の草抜きをするのですが、
あれ??
ごぼうの種をまいたマルチの穴の中を見てみると、
ごぼうではない植物が、まるでごぼうのように生えています。
「あ、スカしたごぼうだ」
と、とこさん。

ごぼうのふりをして、ごぼうの畑に生えてくる植物だそうです。
たんなる雑草なのに、あたかも、ごぼうのようにスカしているので、
スカしたごぼうと呼ばれているそうです。
確かにスカしています。
笑ってしまいました。
*本物のごぼうの苗は葉が丸い方で、スカしたごぼうは葉がぎざぎざのもの。
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by farmer-s | 2008-06-02 22:34